センサーとは

センサーとは、さまざまな物理量や物質の濃度を検出する装置です。検知器とも呼ばれ、あらゆる電子機器に組み込まれ、目、耳、鼻などの感覚器官に相当する役割を果たします。 測定対象物の検出だけでなく、装置の次の動作を判断したり、安全のために装置の動作を停止したりするためにも使用されます。日本語では検出器（英語：Detector）と同じ意味で使われますが、言葉の厳密な定義としては、検出器が単に測定対象物を検出するものであるのに対し、センサーは前述の測定対象物を指します。 検知すると特定の反応を示すため、何らかの機能を付加した検知器をセンサーと呼びます。センサーは光や熱などの物理情報を電気情報に変換し、電気回路に組み込むことで電気機器の自動運転を可能にします。例えば、エアコンには温度センサーが搭載されています。 エアコンを一定の温度に設定すると、エアコン内部の温度センサーが温度を検知します。 その情報はマイコンに伝わり、室内温度と設定温度が同じになるようにエアコンが運転されます。