SAWとは

SAW は、圧電材料の表面付近のみを伝播する弾性波です。 表面が気体、液体、真空、またはその他の物質である固体の近接は、弾性波の伝播特性が無限に広がるという点で、他の (バルク) 固体、液体、または気体とは異なる特性を持ちます。 特に固体基板材料が圧電材料である場合、圧電効果（ピエゾ効果）により、歪みを加えると表面近傍を特定の方向に伝播する弾性表面波（ＳＡＷ）が発生する。 IDT（Interdigital Transducer）は、圧電単結晶、圧電薄膜、圧電セラミックスを基板材料として用いたもので、図1に示した発振器と同様の構造をしており、高周波電源の代わりに高速パルス測定器を使用することで受信器として使用できます。 SAWの伝播速度は1～5km/s程度と電磁波の10万分の1程度であり、回路の小型化が可能です。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。