ボールバルブとは

ボールバルブは、流体の流れを制御するためのバルブの一種で、内部に穴の開いた球体（ボール）が設置されているのが特徴です。ボールが回転することで、流体が通過するか遮断される仕組みになっています。この構造により、ボールバルブは開閉が非常に迅速で、シール性が高いため、漏れが少なく、圧力損失も低いのが特徴です。主に液体やガスの流れを制御するために広く使用されています。

ボールバルブの利点としては、非常に簡単で直感的に操作できること、長寿命、高い耐久性を持つことが挙げられます。また、フルボアタイプのボールバルブでは、流体が障害物なく通るため、流量損失が少ないのも大きな特徴です。

ボールバルブの使用用途

✅ 油圧システム用ボールバルブ
油圧システムでは、流体の圧力を適切に管理するためにボールバルブを使用します。例えば、油圧機器のオン・オフ操作や流量制御を行う際に使用されます。
✅ ガス供給ライン用ボールバルブ
ガス供給システムで、ボールバルブはガスの流れを効率的に制御します。ボールバルブは密閉性が高く、ガス漏れを防止する役割を果たします。
✅ 配水システム用ボールバルブ
水道や排水システムにおいて、ボールバルブは水流の開閉や流量調整を行います。ボールバルブの簡単な操作性が役立ちます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。