オートクレーブバックとは

「オートクレーブバック（Autoclave Bag）」は、オートクレーブ（高圧蒸気滅菌器）を使用して滅菌処理を行うための袋です。これらの袋は、主に医療や製薬業界、食品業界などで使用され、滅菌される物品を封入し、オートクレーブ内で高温・高圧の蒸気にさらして細菌やウイルスを除去します。

オートクレーブバックは、通常、耐熱性の高い素材（ポリエステル、ポリプロピレンなど）で作られており、滅菌が終了した後でも無菌状態を保持できるよう設計されています。これにより、滅菌済みの物品が再度汚染されることを防ぎます。

オートクレーブバックの使用用途

✅医療機器の滅菌
医療現場では、手術用器具や注射器など、無菌状態を保つ必要がある機器をオートクレーブバックに入れて滅菌します。これにより、患者への感染リスクを最小限に抑えることができます。
✅製薬業界
薬剤を製造する際に使用される器具や容器を滅菌するため、オートクレーブバックに入れて高温で処理し、無菌環境を確保します。
✅食品業界
食品の滅菌処理を行う際、オートクレーブバックを利用してパッケージ内で蒸気滅菌を行い、食品の保存期間を延ばすために使用されます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。