ねじとは

ねじ（ネジ）は、回転させることで部品同士をしっかりと結合するための機械的な接続部品です。ねじは、円筒形のシャフトにらせん状の溝（スレッド）が刻まれており、これにより接合部分が固定されます。ねじは、材料の種類や用途に応じて、サイズ、形状、ねじ山の種類（例えば、メートルねじ、インチねじなど）を選ぶことができます。

ねじの種類
・ボルト：主に外部のナットと組み合わせて使用されるねじで、比較的大きな力を受ける接続部に使用されます。
・スクリュー：ナットを使わず、直接部品にねじ込んで使うタイプのねじ。例えば木ねじや機械ねじなどがあります。
・キャップスクリュー：頭部が平らなスクリューで、工具でしっかりと締められます。
ねじの特徴：
・締結力：ねじはその締結力により、強い接続を提供します。適切なトルクで締めることで、部品間の隙間を最小限に抑え、強固な結合を実現します。
・簡便な取り外し：ねじは工具を使用すれば簡単に取り外すことができ、再利用が可能です。
・種類の豊富さ：さまざまな種類、サイズ、素材（スチール、ステンレス、プラスチックなど）のねじが存在し、用途に合わせた選択が可能です。

ねじの使用用途

１．建築：木材や金属部品を接合する際に使用される木ねじや金属ねじ。
２．自動車：エンジン部品、車体のパーツなどに使用されるボルトやスクリュー。
３．家電：電化製品の内部部品を固定するために使用される小型スクリュー。
４．機械工業：産業機械の組立に使われる各種ねじ（特にボルトやキャップスクリュー）。
５．家具：家具を組み立てる際に使用される木ねじや金属ねじ。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。