電位計とは

回路内の2点間の電位差を測定することにより、電位や電圧などを正確に測定できる測定器です。帯電した導体間の静電引力と静電反発力を利用することで、回路に電流を流さずに測定することができます。典型的なタイプは、象限電位計と振動容量電位計です。象限電位計は、可動金属片（4つに分割されたディスクがワイヤーで吊り下げられている）、および電位に加えて、小電流と低電力率（電源供給中の電力消費）で測定します。 （有効利用率の低い指標）などの測定にも使用できます。振動静電容量電位計は、入力と並列に電気容量を変化させることにより、直流入力を交流に変換し、さらに増幅して出力を読み取る機構です。しかし、デジタルマルチメータは、取り扱いのスキルが必要なため、近年広く使用されるようになりました。

電位計の使用用途

電位計は以下の場合に使用します。 （1）内部抵抗の高い電源の起電力を測定したい。 （2）結晶の圧力電気や摩擦電気など、電圧は高いが電流が流れない場合。 （3）電流を流しても陽極と陰極が分極していて、起電力の正確な値が測定できない場合。 電位計の種類は振動静電容量式です（入力コンデンサの電極を振動させることにより、電源等から電気回路に電圧を印加し、印加されたDC電圧に比例した交流電圧に変換し、 AC増幅）。 、直接結合増幅タイプ（電界効果トランジスタまたはコンデンサ真空管を使用）。一般的な電圧計に比べて入力抵抗が1014〜1016Ωと非常に高いため、放射線、静電気、絶縁材料などの分野で電位、絶縁抵抗、電荷、微小電流などの測定に使用されます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。