ハーフピッチコネクタとは

ハーフピッチコネクタは、通常のフルピッチコネクタの半分のピッチ長です。フルピッチコネクタのピン長は2.54mm、ハーフピッチコネクタのピン長は1.27mmです。ほとんどのフルピッチコネクタは、米軍の調達規格であるMIL規格、およびドイツの工業規格であるDIN規格に準拠していますが、ハーフピッチコネクタはメーカーによってさまざまな規格で入手できます。

ハーフピッチコネクタの使用用途

ハーフピッチコネクタは、さまざまな電子デバイスのインターフェイスとして機能します。測定機器、産業用ロボット、半導体・液晶ディスプレイ製造装置、新幹線などの鉄道製品、ATM、発電装置など、多くの産業製品に使用されています。さまざまなメーカーが独自の規格でハーフピッチコネクタを販売しているため、使用目的に適したハーフピッチコネクタを選択することが重要です。製品の一部として使用する場合は、ハーフピッチが取り付けられているソケット側と、ピッチに合った穴のあるプラグ側で販売されている製品を選択することをお勧めします。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。