固体コンデンサとは

固体コンデンサは、電解質に液体ではなく固体材料を使用したコンデンサの一種です。このタイプのコンデンサは、特に高性能で長寿命、安定性が高いとされています。一般的に、固体電解コンデンサや固体アルミ電解コンデンサが代表的で、従来の液体を用いた電解コンデンサに比べて、漏れや膨張、過熱などの問題が少ないため、より安全で信頼性の高い動作が期待できます。固体コンデンサは、低ESR（等価直列抵抗）特性を持ち、電力供給や高周波の電子機器に広く使用されています。また、小型化が可能で、サイズに対して高い容量を持つことから、特に携帯電話やコンピュータの基板、電源回路などに使われています。

固体コンデンサの使用用途

１．携帯電話: 小型化された固体コンデンサが多く使用され、スペース効率の良さを提供。
２．コンピュータのマザーボード: 高い信頼性と長寿命を持つため、重要な回路に使われる。
３．電源回路: 低ESR特性により、安定した電力供給に使用される。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。