微分干渉顕微鏡 / メーカー3社一覧
微分干渉顕微鏡とは
微分干渉顕微鏡(Differential Interference Contrast, DIC顕微鏡)は、光学顕微鏡の一種で、物体の構造をより高いコントラストで観察するための技術です。この顕微鏡は、光の干渉を利用して、微細な構造や表面の凹凸を明確に観察できるため、生物学的試料や微細な物質の詳細な観察に非常に有用です。
DIC顕微鏡は、平行光束を2つに分け、それぞれの光束が試料を通過する際に異なる位相を持つようにし、その後これらを干渉させて画像を生成します。これにより、試料の内部構造や表面の細かな変化を、色味の変化やコントラストで視覚化することができます。特に、透明な試料や微細な構造を観察する際に、顕微鏡の倍率を高くしても詳細を把握しやすくなります。
微分干渉顕微鏡は、従来の明視野顕微鏡や位相差顕微鏡と比較して、解像度が高く、鮮明な画像を提供するため、細胞学や材料科学、微細構造の解析に広く利用されています。また、サンプルを染色せずに観察できるため、細胞や組織をそのままで観察することが可能です。
微分干渉顕微鏡の使用用途
✅細胞生物学の研究
微分干渉顕微鏡は、細胞の内部構造を染色せずに観察することができるため、細胞の動態や細胞小器官の配置など、微細な構造をリアルタイムで観察する研究に使用されます。
✅材料科学における微細構造観察
DIC顕微鏡は、金属や合金、ポリマーなどの微細構造を観察するために使用されます。これにより、材料の物理的特性や機械的挙動を分析することができます。
✅半導体製造の品質管理
半導体チップの微細な欠陥や構造を観察するために、微分干渉顕微鏡は品質管理の一環として利用されます。これにより、製造工程中の不良を早期に検出し、品質向上に貢献します。
✅微生物学の研究
微分干渉顕微鏡は、微生物の構造や細胞壁の詳細を染色なしで観察するのに非常に有効です。これにより、微生物の特徴を非侵襲的に調査することが可能となります。
微分干渉顕微鏡のメーカー一覧
※一部商社などの取扱い企業も含みます。
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SHIBUYA OPTICAL CO., LTD
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会社情報