トータルステーションとは

トータルステーションは、測量で使用される精密な機器で、角度と距離を同時に測定することができます。GPSと組み合わせることで、三次元の位置情報を高精度で取得することができ、土地の境界線設定や建設現場での作業、土木工事の進行管理に不可欠なツールです。トータルステーションは、望遠鏡を使ってターゲットを指示し、レーザーや光波を用いて距離を測定します。

この機器は、従来のセオドライトと電子距離計（EDM）を組み合わせたもので、特に迅速で高精度な測量が求められる場所に最適です。デジタル化されたデータはその場で記録され、即座に処理することができるため、効率的な作業が可能になります。

トータルステーションは、建設業や土木工事、道路や橋梁の設計、鉱山の採掘現場などで幅広く利用されています。これにより、従来の手作業よりも大幅に作業時間を短縮し、ミスのリスクを低減することができます。

トータルステーションの使用用途

✅ 土地の境界設定
トータルステーションは土地の境界を正確に設定するために使用され、特に不動産業で重要な役割を果たします。
✅ 建設現場での測量
建設現場で建物の基礎や構造物の位置を正確に測定するために使用されます。
✅ 道路建設の進捗管理
道路や橋梁の建設で、工事の進行状況を測量するためにトータルステーションが使用されます。
✅ 鉱山での採掘
鉱山では採掘現場の正確な位置を測量するためにトータルステーションが利用されます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。