RO装置とは

RO装置（逆浸透膜装置）**は、逆浸透（Reverse Osmosis）の原理を利用して、水から不純物を除去するための装置です。水を半透膜（RO膜）に通過させることで、細菌、ウイルス、重金属、塩分、溶解性固形物（TDS）などの不純物を効果的に除去します。純水製造、海水淡水化、工業用水の精製、飲料水の生成など、幅広い分野で使用されています。特に、高純度の水が必要な医薬品製造や食品加工の現場で重要な役割を果たします。RO装置は、省エネルギーで環境負荷が少ない水処理技術として注目されています。

RO装置の使用用途

✅ 海水淡水化施設
海水から塩分や不純物を取り除き、飲料水として使用可能な水を生成するためにRO装置が使われています。特に水資源が限られた地域で重要です。
✅ 医薬品の製造現場
製薬工場では、薬品の製造に使用される超純水を生成するためにRO装置が利用されます。水中の微量な不純物も取り除くことが可能です。
✅ 飲料水の製造工場
ペットボトルの飲料水を製造する工場で、水質を安定して高純度に保つためにRO装置が使用されています。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。