オートクレーブとは

オートクレーブは、高温・高圧の蒸気を使用して、物品を滅菌する装置です。主に医療機器や研究室の器具、食品業界での衛生管理に使用されます。内部で水蒸気を圧力鍋のように加熱し、加圧状態で蒸気を充満させることで、細菌、ウイルス、真菌などの微生物を効果的に殺菌します。オートクレーブの滅菌温度は通常121℃から134℃程度で、一定時間加熱されることによって、ほとんどの病原菌を死滅させることができます。医療分野では、手術器具や注射針、ガーゼなどの滅菌に使用され、食品業界でも瓶詰めや缶詰の加熱殺菌に利用されています。オートクレーブは滅菌効率が高く、化学薬品を使用せずに滅菌できるため、環境に優しい方法としても評価されています。

オートクレーブの使用用途

✅医療分野
手術器具や医療機器の滅菌。
✅食品業界
缶詰や瓶詰め食品の加熱殺菌。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。