ウレタン断熱材とは

ウレタン断熱材はポリウレタン樹脂を主成分とした断熱材です。ウレタン断熱材の内部は独立した気泡で構成されており、各気泡には熱が伝わりにくい空気が含まれています。そのため、断熱性が高く、繊維系断熱材であるグラスウールよりも熱伝導率が低くなります。さまざまな建物にウレタン断熱材が使われていますが、冬の冷気と夏の熱気をカットします。また、周囲のノイズも遮断します。

ウレタン断熱材の使用用途

ウレタン断熱材は、断熱性が高いだけでなく、音が伝わりにくく、火に強いという特徴があります。住宅では、断熱性と気密性を両立できることから、柱間にスプレーして使用しています。騒音や生活音の漏れも軽減できます。農畜産施設では、屋根や壁、天井などあらゆる場所に設置されています。たばこを高温で長時間乾燥させるため、たばこを乾燥させる恒温室にはウレタン断熱材が使用されています。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。