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サージ防護装置 / サージ保護装置 / メーカー3社一覧
サージ防護装置 / サージ保護装置とは
サージ保護装置(SPD)は、過電圧による電子機器や電気システムの損傷を防ぐために設置される装置です。サージ、または過渡的な電圧スパイクは、落雷や電力会社の送電線の切替え、大型機器のオン・オフなどによって発生することがあり、特に精密機器やデータ通信設備に対して大きなリスクをもたらします。SPDはこれらのサージを検知し、瞬時に過剰な電圧を大地に逃がすことで、装置に流れる電圧を安全範囲に保ち、故障やデータ損失を防ぎます。
SPDは一般的に配電盤やコンセント、または直接機器に設置され、主に3つの種類に分かれます。第1種SPDは直撃雷などの大きな電流を処理するもので、第2種SPDは建物内での残留サージから保護します。第3種SPDはさらに小型の機器向けに最終防御として機能します。さまざまなシステムと組み合わせて使用されることで、サージ保護装置は電力安定性の向上と設備寿命の延長に貢献します。
サージ防護装置 / サージ保護装置の使用用途
サージ保護装置の具体的な使用例は以下の通りです:
1.データセンター: データセンターではサーバーやストレージシステムが多くの電力を使用しているため、落雷や電圧変動による損害を防ぐためにSPDが必要です。特にType 1およびType 2のSPDが配電盤に設置され、重要なデータやシステムの保護を行います。
2.工場や製造設備: 工場では大型機械やロボットが頻繁に稼働しており、電力スパイクが発生しやすいです。SPDは生産ラインのダウンタイムを防ぎ、機器の寿命を延ばすのに役立ちます。
3.商業ビルやオフィスビル: コンピュータや通信機器、照明などが多数設置されているため、ビル内にSPDが導入されることが一般的です。Type 2およびType 3のSPDが使用され、ビル全体のシステムや電化製品を守ります。
4.家庭の家電保護: 家庭でもSPDをコンセントや電源タップに取り付けることで、テレビやPC、冷蔵庫などを雷や電力異常から保護できます。Type 3のSPDが主に使用されます。
サージ防護装置 / サージ保護装置のメーカー一覧
※一部商社などの取扱い企業も含みます。
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OTOWA ELECTRIC CO., LTD.
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