チップドレッサーとは

チップドレッサーは、スポット溶接の電極部分を切断することで溶接性を回復させる装置です。これまで、電極の研磨は手作業によるファイリングが主流でした。しかし、労働者の安全、作業負荷、品質に問題がありました。これらの問題を解決する研磨機はチップドレッサーです。一般的な研磨機では正確な切りくず形状を再現することが難しいため、切りくずドレッサーが便利です。研磨する溶接電極の種類、数、設置場所に応じて、チップドレッサーの種類を選択する必要があります。

チップドレッサーの使用用途

チップドレッサーはスポット溶接装置に適用されます。スポット溶接は非常に幅広い分野で使用されています。主に「自動車製造」「家電」「住宅設備」など幅広い分野で活躍。溶接性を回復するだけでなく、溶接時に発生するバリを除去することができます。チップドレッサーには、ハンディタイプとステーショナリータイプの2種類があります。現場でのメンテナンスが容易なハンディタイプです。一方、チップが極端に汚れている場合や精密な研磨が必要な場合は、チップを取り外して固定式で処理することをお勧めします。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。