墨つぼとは

墨つぼは、主に建築や大工仕事に使用される工具で、直線や角度を引くための道具です。墨を入れる容器のことで、墨汁と呼ばれる液体を入れて、線を引く際に使用します。墨つぼの内部には小さな墨のリボンがあり、これを引き出して材料の表面に直線やガイドラインを引くことができます。墨つぼを使うことで、寸法や位置を正確に定めることができるため、精密な作業が求められる建築や大工仕事、家具製作において非常に重要です。また、墨つぼを使うことによって、目視でのガイドラインを作成することで、測定器が届かない場所や手が届きにくい場所でも効率的に作業を進めることができます。

墨つぼの使用用途

✅大工仕事
墨つぼは、大工仕事で最もよく使用されます。例えば、木材に正確な直線を引くために使用し、切断や穴あけ作業を正確に行います。
✅家具製作
家具を作る際には、墨つぼで正確なガイドラインを引くことで、部品の寸法を正確に合わせ、精密な組み立てが可能になります。
✅建築現場での作業
建築現場での基礎工事や壁の設置などで、墨つぼを使って基準線を引き、作業を正確に行います。
✅リフォーム作業
リフォーム作業では、古い家屋の改修時に墨つぼを使用して、新しい設計に合わせた直線や位置決めを行います。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。