高周波ウェルダとは

高周波溶接機は、塩化ビニルやナイロンなどのシート状の熱可塑性樹脂を高周波誘電加熱で溶接する装置です。 高周波溶接機を使用した溶接は溶接と呼ばれ、外部加熱を使用する他の溶接方法よりも高い溶接強度と美しい仕上がりが特徴です。 電子レンジなどのマイクロ波を利用した加熱と同様に、誘電体の分子振動を誘発して加熱しますが、全方向から電磁波を照射するマイクロ波加熱とは異なり、高周波溶接機では一対の電極板を使用しています。挟んで加熱するので、部分加熱や深加熱が可能です。

高周波ウェルダの使用用途

高周波溶接機は、シート状の材料を縫い合わせるために使用されます。 高周波溶接機で使用できる材料は原則として限られていますが、継ぎ目や縫い代がないため、接合部の仕上がりがとても美しく、テントやライフジャケット。気密性、防水性、耐久性を確保するために縫製できない製品や、名刺ケース、ブックカバー、バッグなどの美観が要求される製品の製造に適しています。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。