ポテンショメーターとは

ポテンショメーターは、電位差（電圧）を測定したり、電圧を調整するために使われる電子部品です。一般的には「可変抵抗器」として知られ、抵抗値を調整することで出力電圧を制御します。内部には抵抗体があり、その上をスライダーが移動することで電圧の分圧比が変化し、出力が調整されます。主に電気回路の調整、音量や明るさのコントロール、センサー機器、機械制御などの用途で利用されます。回転式やスライド式など、形状や構造も多様で、精密測定が求められる分野から日常的な家電製品まで幅広く使用されています。

ポテンショメーターの使用用途

✅音量コントロール
ラジオやスピーカーの音量調整つまみに使われ、電圧を調整して音の大きさを変えます。
✅照明の明るさ調整
照明器具において、回転式ポテンショメーターを使い、光の明るさを滑らかに調整します。
✅電気回路のテストと調整
電圧の分圧や抵抗値を可変にして、回路の動作確認や電圧調整のテストに使用されます。
✅ロボットや機械の位置センサー
スライダーの動きを電圧変化に変換し、ロボットの動きや機械の位置検出センサーとして利用されます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。