USBオシロスコープとは

以前はスタンドアロンタイプのオシロスコープしかありませんでしたが、最近ではPCのUSB端子に接続して使用するUSB​​オシロスコープが増えています。スタンドアローンタイプは、スクリーンと操作ユニットがあり、すべてが1つのハウジングに収納されているので、使いたいときに電源を入れるだけですぐに使えるのでとても便利です。ただし、専用の画面と操作ユニットを備えているため、必然的にUSBオシロスコープよりも高価になります。また、専用住宅のため、別の収納スペースが必要です。これと比較して、USBオシロスコープはPCの画面とキーボードでの動作を前提としているため、専用部品は 波形をキャプチャするためのコンパクトなボディとプローブのみ。したがって、必要なストレージスペースが少なくて済み、何よりも低コストという大きなメリットがあります。

USBオシロスコープの使用用途

スタンドアロンタイプは専用機器であるため、一般的にUSBオシロスコープよりも高性能です。ただし、アナログおよびデジタル波形のキャプチャ、表示、メモリ機能など、ほとんどのアプリケーションで正常に機能します。また、波形メモリはパソコンのメモリを使用するため、大容量のメモリを使用できるというメリットがあります。一方、ミリ波などの波形を観測・解析する場合、USBオシロスコープでは性能が十分でない場合があります。したがって、使用目的、特に使用する周波数帯を十分に認識した上で機器を選択する必要があります。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。