データレコーダとは

データレコーダは、主に波形などの物理量を変化させる騒音や振動などのデータを記録する装置です。測定箇所で波形を解析できない場合や、解析を何度も繰り返す場合に使用します。 記録媒体は、カセット磁気テープ、MD、光ディスク、ハードディスク、メモリーカードなどです。 通常の音楽テープデッキは20Hzを超える周波数を記録できるため、0Hz付近からの波形を記録するにはデータレコーダーが必要です。データロガーも同義語として使用できます。

データレコーダの使用用途

データレコーダーに記録されるデータは、騒音、振動、圧力、温度、加速度、応力、位置情報、電磁力、電波、電圧、電流、デジタルデータなど、幅広いデータを網羅しています。 騒音や振動の分野では、現場で記録されたデータを元に戻し、詳細な周波数分析を行う方法があります。測定の分野では、さまざまな物理量をセンサーで電気量に変換してデータレコーダーに記録し、再生したデータを元の物理量に復元して解析します。レコーダは、同時に複数のチャネルのデータを記録できます。デジタルデータの分野では、ソフトウェアをチェックしてデジタルデバイスを操作するデータロガーと呼んでいます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。