テストプローブとは

電気回路や試験装置の実験、導通確認、波形確認に特化したプローブをテストプローブと呼びます。一般的なクリップやプローブとは異なり、ボード上の小さな電子部品や、コーティングされていないケーブルでも測定できます。テストプローブには、検査対象に合わせてさまざまなサイズと先端形状があります。典型的なチップ形状には、「チップクランプタイプのプローブ」、「ピアシングタイプのプローブ」、および「プローブピン」が含まれます。

テストプローブの使用用途

基板にコネクタをはんだ付けしたり接続したりせずに、プリント回路基板や電子部品を検査するときに使用されます。
チップクランプ式プローブ
測定点をつかんで測定します。通常のクリップやプローブでは到達できない狭い場所や深い場所の小さな部品を測定するために使用されます。
ピアスプローブ
ケーブルジャケットの上部から導体を突き刺して測定する場合に使用します。ケーブルが切断できない場合でも測定できるのが特徴です。
プローブピン
これは、検査対象の電極に適切な負荷と接触がある電気検査に使用されます。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。