下げ振りとは

下げ振り（さげぶり）は、建設や測量などの作業において、垂直を正確に測るための道具です。主に重りと糸を使用して、真下の位置を示すことができます。建物の垂直方向を確認したり、水平面を基準に垂直に作業を行うために使用されます。下げ振りは、重りの落下によって水平と垂直を正確に合わせるため、精度が非常に高く、古くから使用されている工具です。設置場所や作業の状況に応じて、糸の長さを調整し、正確な位置合わせを行います。

下げ振りの使用用途

✅建築現場での垂直確認：
大きなビルの基礎工事を行う際に、下げ振りを使用して、壁が真っ直ぐに建っているかどうかを確認しました。これにより、工事の精度が保たれました。
✅家具の組み立て：
新しい書棚を組み立てる際、下げ振りを使って棚が垂直に取り付けられていることを確認しました。これで、書棚が歪まないようにできました。
✅電柱の設置：
電力会社の作業員は、電柱が真っ直ぐに立つように下げ振りを使い、適切な位置に設置されていることを確認しました。
✅土地の測量作業：
測量士が土地の境界線を正確に測るために下げ振りを使用し、水平線に対する垂直位置を確認しました。

※一部商社などの取扱い企業も含みます。