キャッチタンク / メーカー3社一覧
キャッチタンクとは
キャッチタンクは、主に内燃機関(ガソリン/ディーゼルエンジン)に使用される部品です。内燃機関で発生するオイルミストやスラッジなどの不純物を蓄積し、ブローバイガス(未燃ガス)とオイルを分離する役割を果たします。モータースポーツの分野では、安全面で規制により設置が義務付けられている部品であり、そのためのアフターパーツは各社で販売しています。
キャッチタンクの使用用途
エンジンの燃焼プロセス中に発生するブローバイガスは、通常、PCVバルブを介して吸気経路(吸気マニホールド入口など)に再導入されます。その際、エンジン内部で発生したオイルミストやスラッジも吸入空気に再導入されるため、高負荷・高回転でオイルが燃焼し、白煙が発生します。また、オイルミストが吸込路内を汚染したり、エアクリーナがオイルに濡れたりして、吸気効率が低下し、吸気口からオイルが漏れる可能性があります。これを防ぐため、高回転を多用するレーシングカーや自動車のエンジンにはキャッチタンクを搭載しています。
キャッチタンクのメーカー一覧
※一部商社などの取扱い企業も含みます。