CVD装置 / メーカー6社一覧
CVD装置とは
CVD装置(Chemical Vapor Deposition装置)は、化学的蒸気析出法を用いて、基板上に薄膜を形成するための装置です。この方法は、半導体、太陽光パネル、ディスプレイなどの製造において広く利用されています。CVDプロセスでは、反応性ガスを高温の基板表面に導入し、ガス中の化学反応を促進させることによって、基板上に均一な薄膜を析出させます。
CVD装置は、材料を気化させ、反応ガスを供給して化学反応を引き起こすことにより、基板の表面に金属、酸化物、窒化物、炭化物、またはその他の化合物の薄膜を形成します。このプロセスは、非常に高い精度と均一性が求められるため、半導体製造においては特に重要です。例えば、シリコンウェーハ上に酸化シリコン膜を形成する際などに使用されます。
最近では、CVDの中でも特に精度が高いPECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)やALD(Atomic Layer Deposition)などの技術も登場しており、より薄く、均一な膜を作ることが可能になっています。
CVD装置の使用用途
CVD装置は、さまざまな産業で利用されています。具体的な使用例として以下のようなものがあります。
1.半導体チップ製造: CVD装置は、シリコンウェーハ上に酸化シリコン膜や窒化シリコン膜を形成するために使用されます。これらの薄膜は、半導体回路の絶縁体として機能します。
2.太陽光パネルの製造: 太陽光パネルの製造において、CVD装置を使用してシリコンウェーハに薄いシリコン膜を成膜します。この薄膜は、光を効率的に吸収するために重要です。
3.自動車のセンサー部品: 自動車のセンサーに使用される部品(例えば、酸化チタン膜や酸化アルミニウム膜)もCVD装置を使って製造されます。これにより、高い耐久性と性能が確保されます。
CVD装置のメーカー一覧
※一部商社などの取扱い企業も含みます。
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JAPAN CREATE Co.,Ltd
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会社情報
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ULVAC (THAILAND) LTD.
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