ツェナーダイオードとは

ツェナーダイオードは、n型半導体とp型半導体を接続するダイオードの中でも逆電圧が比較的小さく、電圧値が安定した素子です。 ツェナーダイオードとも呼ばれます。 通常のダイオードは両端に印加されるバイアスの極性によって導通度が変化する整流効果を示し、非常に高い逆バイアス電圧が印加されても電流は流れません。 しかし、ツェナーダイオードと呼ばれる特殊なダイオードは、ある閾値以上の比較的小さな逆バイアス電圧が印加されると、急激に大電流が流れるダイオード特性を示します。 ツェナーダイオード特有の整流特性を利用し、回路内で一定の電圧を保つことができます。

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