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半導体製造
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ALD装置 / Atomic Layer Deposition / メーカー5社一覧
ALD装置 / Atomic Layer Depositionとは
ALD装置(Atomic Layer Deposition装置)は、原子層堆積法を用いて非常に薄い膜を形成するための装置です。この技術は、半導体、太陽光パネル、電子機器、バッテリー、さらには医療機器など、さまざまな分野で使用されています。ALDプロセスでは、2種類の化学物質(前駆体ガス)を交互に基板に供給し、化学反応により1層ずつ非常に薄い膜を形成します。このプロセスにより、膜の厚さをナノスケールで制御することができます。
ALDの最大の特徴は、膜の均一性と精度です。基板の形状に関係なく、均一な膜を形成でき、複雑な形状にも対応可能です。また、膜の厚さを非常に細かく調整できるため、ナノテクノロジーや高度な半導体製造において重要な役割を果たしています。ALDは、特に高品質な薄膜が求められる場面で活用されています。
ALD装置 / Atomic Layer Depositionの使用用途
ALD装置は、さまざまな産業で活用されています。具体的な使用例は以下の通りです。
1.半導体のゲート酸化膜製造: ALDは、半導体チップの製造でゲート酸化膜を形成するために使用されます。この膜は、トランジスタの動作に不可欠で、ナノスケールで精密にコントロールされます。
2.太陽光パネルの薄膜コーティング: 太陽光パネルでは、ALDを使用して高効率な光吸収膜を形成します。この膜は、光の吸収率を向上させ、パネルの性能を高めます。
3.バッテリー電極のコーティング: ALDは、リチウムイオンバッテリーの電極材料に薄膜を形成するためにも使用されます。この薄膜は、電極のサイクル寿命を延ばし、効率的なエネルギー貯蔵を実現します。
ALD装置 / Atomic Layer Depositionのメーカー一覧
※一部商社などの取扱い企業も含みます。
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Toyoko Kagaku Co., Ltd.
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会社情報
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Showa Shinku Co.,Ltd.
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会社情報